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Realforce R3(R3HC31)を買ってしまいました

·3729 文字·8 分
keyboard buy
称徳寺 涼雨
著者
称徳寺 涼雨
プリズムスタァ
目次

やってしまいました。タイトル通りです、高級キーボードではお馴染みの「Realforce」を買ってしまいました。

FKB108M/NBとの比較
FKB108M/NBとの比較

せっかくなので簡単に選んだ理由とか感想とかを書いてみた。

悩んだ商品たち
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まず簡単に要件を整理

  • 茶軸より静音にしたい
  • ゲーミングと称して無駄に光る機能は不要
    • 消して運用できれば良い
  • 無線とUSB両方使える形が良い
  • テンキーレス
    • コンパクトにしたい

という所で高級キーボードといえば必ず選択肢に出てくる「Realforce」と今まで使っていた「Majestouch」、ロジクールの「G913」で悩みました。ロジクールはマウスで使っている事もあり、USBレシーバーの安定性には信頼があるので良いとは思ったのですが、音がうるさい感じとタイプしてしっくり来なかったので早々に候補から外した。Majestouchはまさに使っていてキーは茶軸。それよりも静かになるようなのが欲しかったので、Majestouchの場合は静音が付いているものを選びたかった。まず展示されている店に行って触ってみて静音赤軸が一番良いとなった。静音赤軸はRealforceに似ているという評価をされていましたが、実際に触ってみてそうだと思いました。ですが最終的には価格が高い「Realforce R3」を選択した。選んだ理由としては一回Realforceを使ってみたいという気持ちが正直強かった。それにプラスしてR3はWindows用製品として販売されているが、キーの配列をカスタマイズできるソフトがMacにも対応して使用できる。そしてそのキーマップを2つ保存できるので、Windows用とMac用で切り替えて使えるのが良さそうという2点で選択した。

最後の最後まで本当に悩みました。静音でコンパクトという点ではMajestouchの選択は最高だった。そもそもMajestouchは透明なカバーが標準で付きますし、公式サイトからの購入であればキートップ引抜工具も付いてくる。一方RealforceはR3になって奥行きが大きくなってしまった。R2のサイズだったらなぁ。あとはスリープの挙動ですね。Majestouchはどのキーを押してもスリープから復帰しますが、Realforceは電源ボタン長押しが必要。ここをイマイチポイントとして上げている人がいましたが、ファームウェアのアップデートがあって今後も期待できるかも、という所で最終的にRealforceにした。

R3のどのタイプを選んだか
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私が選択したRealforce R3HC31は「ブラック」「テンキーレス」「キー荷重45g」「標準キー(NOT静音)」になります。

ブラックを選択したのは消去法です。PCのケースが白で、白という選択肢が取れるのであれば白を買うようにしていました。なのでR3にスーパーホワイトが存在しているのでそれを選択するつもりでいましたが、デザイン変更も影響あってなーんかELECOM臭がする。Youtubeとかで見ても安っぽく見えてしまう。実物を見たら違うのかもしれませんが、残念ながらR3は展示品が無いのでその選択肢が取れないのでブラックにしました。ブラックは違和感ないですね、普通に統一感があって良いと思います。R2のときみたいにアイボリー的なデザインだったら迷わずそっちを選んでいました。

テンキーレスを選択したのは今まで使っていたMajestouchはフルキーボード。テンキーは無いよりはあった方が良いのですが、私が置きたいマウスの位置にテンキーがあって邪魔。テンキーがあって便利だと思えるぐらい数字の入力するかっていうとしない。なのでテンキーレスでコンパクト化を図りました。Macを利用する時は基本Macbookなのでテンキーレスですし、今の所問題はない。ですが、何年後かに後悔するかもしれません。これはわからないです。とにかく今はキーボードを小さくしたかった。

荷重45gで標準キー(NOT静音)を選ぶにあたり、一応R2の展示がある店でガチャガチャして決めました。55gは重すぎると思うので最初に候補から消した。30gは軽すぎるという意見もあってまあ間の45gにしておくかという所。静音にするかどうかは正直どっちでも良かった。静音だと押したときの感触が気持ち悪いとか押した感じがしないという意見があるようですが、気持ち悪いことはなかった。ただ押した感じしないっていうのはまあどちらかと言えばあるかなと。じゃあ静音じゃなくても良いかということで結果標準的な選択となった。店頭で結構押したんですけどね、自宅だとまた違った感じも出てくるのでこれも後で後悔するかもしれない。

買ってみてからの感想
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届いたダンボールを開封してビビりました、めちゃくちゃ箱がデカイ。不在の時に届いており、宅配ボックスにも入ってなかったのですが、意味がわかりました。宅配ボックスには入らん。買ったのは本当にテンキーレスのやつか?と不安になるレベルでデカかった。

実際使ってみましたが、静音モデルではありませんが音は静かです。静かですが自宅は騒がしい店舗よりかは静かなはずなので、音は目立つ感じがある。静音モデルでも良かったかもしれませんが、MX茶軸よりは気にならないので良しとします。そもそもタイプの感覚は店で結構確認したので満足です。テキストを入力していて気持ちが良いです。ネットの情報だけ鵜呑みにしてポチってはいけませんね、キーボードは試せる環境があるなら絶対試したほうが良い。最高。

【2022年5月1日:追記】

長文を入力するようなシーンがあった後はキー荷重は30gでも良かったかなと思う事がたまにあります。指が疲れる感じがある。それ以外での入力シーンでは適度に重くて打った感があり気持ちよく打ててるので難しいですね、キー荷重の選び方は……。

無線運用とかキーマップ切り替え
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Bluetoothでの運用もやってみましたが、特に遅延とかは発生してないと思います。起きてるかもしれませんが私にはわかりません。遅延があって入力が遅れるというレビューを書いてる人はどんな速度でタイプ出来ているんだ…。ペアリング情報は4台まで記憶できますが、特に切り替えも遅くないのでストレス無い。台数もこれぐらいあればカバー出来るので良いでしょう。

キーマップの切り替えも電源ボタンを押すだけで切り替わるので簡単です。

ソフトウェア周り
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ソフトウェア(REALFORCE CONNECT)周りはREALFORCE ソフトウェアの動画マニュアルが公式で用意されているのでここを参考にすれば問題ない。キー配置変更ですが、公式に「macで使用するのに使いやすいキーマップを教えてください」というのが用意されているので、Macでも使う場合は参考にしてみると良いです。
ソフトウェア面での残念ポイントとしては Windows11にはどうもソフトが現時点(Ver.2.1.10)では非対応ではないかという点です。Windows11にいざインストールしようとするとインストーラーがサイレントで死ぬ。再起動してもダメだったので、Windows10の端末を用意してやった所簡単にインストール完了。このソフトを経由してファームウェアのアップデートを行うので、設定を変更しない場合でもインストールできないのは致命的。もしWindows11デバイスしか持っていない状態だと購入するのは注意した方が良い。 ちなみにmacOS Montereyでは問題なくインストールが出来て動作もしております。
【2022年1月11日:追記】 REALFORCEソフトウェアがインストールできない(解決済) – 日曜研究室を参考にして「.NET Framework 3.5」をオフにして再実行した所、Windows11でもインストール出来た。

またこのソフトウェアのインストールについて付属のマニュアルには記載がない。公式サイトとか各種通販サイトを見れば「なんかインストールするんだな」というのはわかりますが、仮にも高級キーボードにカテゴライズされている製品なので「なんだかなぁ」という気持ちが出てくる。サイトには使い方が用意されているのでQRコードでも用意して導線作ってくれるだけでも印象違うと思うんですが‥。

エコモードについて
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省電力機能としてエコモードがあり、このエコモードは4パターン存在します。
発売したばっかりの時は存在しなかったのですが、アプデでエコモードLv4をカスタムする機能が追加されています。
例えばLEDの点灯をどうするのか、電源オフに入るまでの時間間隔とか、そもそも常時電源ONのままにできたり自分好みに変更することができるようになりました。
時間の間隔は10~180分の間を10分単位で選択することができるので、発売当初よりはだいぶ融通が利くようになった点だと思います。

終わりに
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Realforceだから素晴らしいというわけではないが、自分が気持ちよくタイプできるキーボードに出会えると良いよね。今は満足していますが、これからもっと良いキーボードに出会うかもしれないですし。自作キーボード沼には行かないとは思いますが。