東芝REGAZAの37Z9000を使っていましたが、寒い日は画面がちゃんと表示されないという壊れかけの状態に目を瞑りながら利用していましたが、LGの 32LX7000PJB に買い替えました。
ヨドバシで4万円ポッキリ10%ポイント還元。もっと早く.comで購入していれば3千円ぐらいは安く買えたのがなぁ。買って設置して設定ゴニョゴニョいじったりするのをGW中にやりたいなと思って勢いで買った。
条件整理、選択理由 #
テレビを買うにあたり考えた条件は「37インチ以下」「フルHD」
- 37インチ以下
- REGZAの37Z9000を使っていて、今の部屋ではこれ以上でかいと見づらい
- フルHD
- HDだと画質の粗さが気になる
- 尚可
- DAZN、dアニメに対応
前は37インチのサイズはありましたけど、今はこのサイズは40インチになっている。40インチではでかいので、そうなると必然的に次に小さい32インチで探す必要がある。カカクコムで上記の条件で検索すると3商品しか出ない。
SONYは2017年発売でちょっと古いのでうーん。TCLは安いのですが、搭載のAndroidのセキュリティパッチが2019年10月のものだったり、番組表の挙動がおかしいとかUSB録画の自動チャプターが搭載されていると書いてあるが動作しなかったり(日本メーカーに比べて動きが弱い)、Wi-Fiの11aに対応してると取扱説明書に書いてるが使えないとか言っている人がいてイマイチ信頼が持てないので、結果LGを買うことになる。
テレビを替えてみて #
テレビを替えたことによる感想をまとめてみる。
- 37インチ→32インチへのサイズダウンと、液晶テレビ自体のスリム化が進んだのでテレビ周りがだいぶスッキリした
- 将来的にGeforce Nowに対応するらしい。現状メニューも存在しないので何も言えないが面白い試みだなと思っている
- OS周り
- いわゆるスマートTVと言われてるものを初めて使ったが、YoutubeとかAmazonプライムビデオがFire TV/Chromecast使わずに使えるのが良い
- LGのOSはwebOSというのを搭載しているが、動きはサクサクとまでは言わないが悪くないが、スマートTVというものが出てくる前のテレビに比べるとチャンネルの変更とかの各操作でレスポンスの悪さを感じる
- 付属マニュアルに全部書いてないかわりに、画面に設定についての小さいヘルプを表示してくれるが、こちらの方がわかりやすくて良いと思う
- リモコンにある『?』ボタンでも操作についてヘルプを表示してくれるのは良い
- AirPlayに対応しており、iPhoneやらiPadやらMacやらのミラーリングができる
- 最近Echo Dotを設置したので、テレビ自体を音声で操作できるようになった
- Bluetoothがずっとペアリング用に飛んでるのが気になる
- いわゆるスマートTVと言われてるものを初めて使ったが、YoutubeとかAmazonプライムビデオがFire TV/Chromecast使わずに使えるのが良い
- ハードウェア周り
- HDMI端子が2つ
- 32インチでHDだと、かろうじて3つ以上付いてるのがわずかにあるが、このサイズでHDMI3つや4つある製品が少ない
- DIGAとSwitchで埋まるので明らかに少ない
- ChromecastとかFireTVとかゲーム機器利用しだすとHDMI分配器が必須
- REGZAはレグザリンクという機能でHDMI機器からREGZAを操作できて、例えばSwitchの電源入れると勝手にテレビも電源ONにできた(逆もまた然り)。
そういう機能がこのテレビには無いらしいので手間が増えた- SIMPLINK機能を有効にすると同じような事ができるようになった
- HDMI端子が2つ
- 映像周り
- HDMI側の映像がなんだかぼやけて見える
- DIGAで再生した映像のワイプの人の顔とかシワがくっきりしすぎ。映像周りの設定が必須
- 超解像度オフでピクチャーノイズリダクションを自動にして様子見
- DIGAで再生した映像のワイプの人の顔とかシワがくっきりしすぎ。映像周りの設定が必須
- VAパネルなので、正面以外から見ると白いモヤがかかったような感じになってしまう
- ジャストスキャン(トリミングの設定)をONにしないと映像の上下左右の一部をカットした映像になる。デフォルトでONにしておいてほしい
- テレビは基本字幕表示をONにしているが、LGは字幕がキレイ(DIGAは字幕ジャギってるので汚く見える)
- HDMI側の映像がなんだかぼやけて見える
- 音周り
- 全体的にこもってる感じがする、高音はキャンキャンする感じがする
- 標準以外を選択すると途端に音が大きくなるので、地デジは標準、HDMIはシネマとか設定変えると余計な音量操作が必要になるので面倒。この辺りの設定を統一したくなる
- Bluetooth5.0に対応してるので、レシーバー不要でワイヤレスヘッドホンがテレビと直接繋げられる
- リモコン
- 慣れの問題が大きいと思うが、矢印の操作ボタンの上下にある『Disney+』『U-NEXT』のボタンが邪魔。矢印押したいのにこれを押して操作が中断するのがストレス、もう少しスペースが欲しい
- コンシューマーゲーほぼやらなくなってしまったので調べてなかったが、LGのゲームモード『ゲームオプティマイザ』がある
- この機能を有効にすると設定周りのUIがゲーミング感を出すUIに変わるが、そこにメリットが感じられない
- ゲームオプティマイザの映像周りの設定で標準を選択するとぼっけぼけの映像になるので、細かい設定変更をしないととてもじゃないけどこのまま使用するのは耐えられない
- スポーツとかFPSの設定と比べるとぼけてるのが顕著にわかる
- ゲームジャンル設定を『スポーツ→標準→FPS→RPG→RTS』と切り替える動画を撮ってみたが肉眼で見ないとイマイチ伝わらない……
- アプリ
- アプリのダウンロードにLGアカウントの作成が必要らしく管理するアカウントが増えた
- ヨドバシとかで見てみるとDAZNに対応しているテレビ自体が少なかったが、LGのwebOSには対応しているので良かった
- dアニメは残念ながら非対応
- 番組表
- 番組表の上に小さくテレビ映像を表示してくれるタイプの番組表
- 番組⇔番組表の切り替え時に音が途切れるのが気になる
- 番組表で一部ジャンルで各番組が色分け(スポーツ:青、バラエティ:オレンジ、ドラマ:赤とか)されているので、パッと見でわかりやすい感じがする
- 番組表でチャンネル数表示を9とか7とか設定できる。デフォルトは9だが7に設定し、ある日気づいたらデフォルトの9に戻ってる(バグ?)
総括 #
いろいろ触ってみてREGZA(Z9000)は良かったと気付かされた。
願わくばこれをそのまま32インチでFHDスマートTV化したやつが欲しい……。
しかし32インチというサイズでフルHDを出してくれそうな雰囲気がそもそも各社に無いので仕方ない。
もう少しメーカーの選択肢があればなと消費者的には感じる。
このテレビはBluetoothに対応しているので、レシーバー不要でワイヤレスヘッドホンが使えるようになるのが個人的にプラスだったので良かった。
ただやっぱりHDMI端子は3つ4つ欲しかったですね、32インチでそこまで出来ないのもわからなくないが……。
しかしスマートTVっていうのはどうなんですかね、少なくともテレビのリモコン一つでアマゾンプライムビデオやらYoutubeやらを操作できるのはなかなか良いですが、いつまでサクサク動いてくれるかわからないし、対応して欲しい動画配信サービス自体に対応できていなければ結局FireTVとかChromecastが必要になりますし……。
あとは現時点では未知数のGeforce Nowへの対応が気になるところ。対応したら使ってみたいと思います。