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結局『iPhone 14 Pro』を買ったわけです

·4850 文字·10 分
apple gadget
称徳寺 涼雨
著者
称徳寺 涼雨
プリズムスタァ

購入に至るまで
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iPhone8をメインで使っていますが、ウマ娘のサポートも打ち切られ(そんなプレイしてるわけではない。DMMでログボもらうぐらい)、そろそろ買い替えるかーとAppleの発表を見ました。その中でiPhone14シリーズが発表されましたが、特段進化が見られなかったのに値段がアップしたので、素直にたけーなと思いました。

ツイッターではiPhone13sと言われましたが、本当にそう感じる。特にProのDynamic Islandがあまりに苦しすぎるし、Lightningも継続で指紋認証も無い。指紋認証は許したとしてもLightningですよLightning。iPadはUSB-Cなんだからもう合わせてくれ、もしくはiPadをLightningにするとか、せめてAppleの中でぐらい統一してほしいんですわ。

ということで円安でも買うぞ!と発表前には思っていた購入モチベがダダ下がり。サブでXiaomi Redmi Note 10 Proを使っていますが、今どきのAndroidはサクサク動くし、友人がPixel6を使っていて、写真も別に悪くなさそうだし、10月にはPixel7の発表もあるしでワンチャンAndroidに移行するか……?とか考えてましたが、結局予約開始日だった9月9日22時ぐらいに予約してしまいました。iPhone 14 Pro 256GB ディープパープル。164,800円。ジョブズの加護(AppleCare+ for iPhone 14 Pro)29,800円。ヨドバシカメラで今回購入したので1%のポイント還元有り。ジョブズの加護はポイント還元されるのか気になっていましたが、3,138ポイント貰ったので、どうも加護は5%還元のようです。ヨドバシは最初瞬殺された後、Apple Storeが復活して少し経った後に復活してそこで購入した。

この購入モチベが下がってる状態でiPhone14シリーズを、しかもスマホゲーをそんなにプレイするわけでもないのに何故Proをわざわざ買ったんだ?というと「LiDARに興味あり」だったから。無印に搭載されてたらProじゃなくても良かったのですが、本当にただLiDARを使ってみたかったからという理由だけでProにしました。ちなみにMaxはでかすぎるので対象外とした。iPad 6thを持っていますが、LiDAR搭載してるiPad Proに買い替えしてしまう選択肢もあったのですがー……とりあえずiPhoneを買い替えるかという脳死によりiPhoneのProを選択した。ただ、Appleの動向とAndroidの進化を眺めながら次の買い替え時期がやってきた時には、メインをAndroidにするかも。

で、買うと決めたら「円安がまだ続きそう→下手するとまた価格改定もありえる」のではないかと思ったので、もう発表時点で予約しようかなということで速攻予約に至ったわけです。カラーは無印にあるスターライトとか13 Proのシエラブルーがあったらそれにしていましたが、今回の14 Proにはなかったので、新色のディープパープル。もともとパープル自体が好きなカラーだったので迷わずにすぐに決まった。

届いてからの感想とか
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発売日翌日の9月17日に到着した。

iPhone 14 Pro ディープパープル
iPhone 14 Pro ディープパープル
写真だと黒く見える
写真だと黒く見える

いつも機種変更によるデータ移行はMacのMusic(iTunes)に「iPhoneのバックアップを暗号化」してそこから復元をしていましたが、今回はクイックスタートで移行してみた。理想はゴミデータがキレイになりそうな移行ではなく新規でやることが理想だったんですが、それはめんどくさすぎるのでクイックスタートを選んでみた。ぶっちゃけ移行方法でどれだけ違うのか、差が出るのかググってみたけど正解にたどり着かなかった。クイックスタート後の8と(若干アプリ消したりした)14 Proで比較をしてみた。こう見るとゴミデータが消えた?ような気もしないこともない。とりあえずヨシっ!

クイックスタート完了後のiPhone 8
クイックスタート完了後のiPhone 8
クイックスタート完了後のiPhone 14 Pro
クイックスタート完了後のiPhone 14 Pro

所で「Google Authenticator」はクイックスタートだとエクスポートで移行する必要がありましたね。今はエクスポート機能が付いたから良いけど無い時は暗号バックアップからの復元が楽でしょうね。でも私はメインでは「Microsoft Authenticator」を使っており、これはiCloudを使うのでそこから簡単に復元できました。クイックスタートでの移行完了まで約100GB使っていて1.5hぐらい掛かったと思う、思ったより早かった。移行作業で一番面倒だったのは銀行みたいな独自でワンタイムパスワードをやってる所。再登録が面倒、GoogleとかのAuthenticatorとかで設定できて、これらもまとめて移行できるのが理想ではあるが……仕方ない。

触ってみて 使ってみて
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iPhone8からの変更なので、真っ先に感じる見た目の違和感はホームボタンが無くなったこと。操作で戸惑ったのは電源OFF、スクショ、Reachability。ただそれ以外はXiaomiの方をアプリドロワー式で使用していたのですぐに慣れた。

あとは指紋認証から顔認証になったことですが、基本リモートワークでマスク着けてない事が多いので便利に感じた。ただ、やっぱり指紋認証が欲しい。そう感じたシーンは外でApple Payを使用する時。指紋認証の場合、支払いをするのに取り出す時に認証が通ってるのでサッと支払いができるけど、顔認証だと一回取り出して端末とにらめっこしてからになるので、ワンテンポ遅れるようになった。これがiPhone8を使い込んだ身体にはめんどくさいと感じる。とはいえ顔認証、思ったより通るのが早いので使用感は悪くなかったです。

顔認証で良いなと思ったのは通知センターのプレビュー。所有者が画面を見たときだけプレビューが表示される「ロックされていないときのみ」の設定意味が出てきた。指紋認証時の場合はホームボタンで弄ったら大体ロックが解除されるし、「しない」だと面倒なので「常に」を選んでいたので……。

重さは「8が148g」で「14 Proは206g」。58gの差ですが、手に持った時「重っ!」と感じました。 食パン6枚切り1枚が約60gぐらいらしいのですが、そう思うとそんなに重くないのでは?と思える不思議、でも重い。iPhoneは基本ズボンのポッケに突っ込んでいますが、この時は特に重く感じます。ウエストがゆるいズボンだと脱げていく……w

ディスプレイはLCDからOLEDになったので、Xiaomiの方を触ったときも感じましたが黒がきれいですね。基本的に明るいと目が辛くなるのでPCでも基本ダークモードを利用しているのでそう思うシーンが多いです。リフレッシュレートも120Hzなのでヌルヌルで触っていて気持ちが良い。サイズは6.1インチですが、ちょうど良い。Xiaomiは6.67インチで、使っていてクソでかいと感じていたのでやっぱりMaxは選択肢から外して正解だった、重量も重くなるし。私には6インチ前後が一番使いやすい、見る分には。座ってるような時は問題ないですが、電車のつり革を使ってる時に片手で操作はとてもできそうない。8ではなんとか使えてましたが、片手操作をやりたいのであればバンカーリングは必須。

14 Proの特徴として上がっていた「Dynamic Island」。パンチホールより大きいですが、あまり違和感を感じなかったです。個人的にはノッチより良いと思いますが、無印にも載せられなかったんですかね。わざと差別化させたいとしか思えない。で、Suicaを使った時にこのDynamic Islandを使うようになっていたのですが、見づらい……。一番最初はなんだこれかっけー!となりましたが、普通に画面全体にデカデカと残高表示してくれたほうが嬉しいよね。

Suicaを利用した時のDynamic Islandの表示
Suicaを利用した時のDynamic Islandの表示

あとタイマーを使っている状態だとDynamic Islandに状況を表示してくれた。これは良い使い方だと思った。

タイマー利用時のDynamic Island
タイマー利用時のDynamic Island

「常時表示ディスプレイ」は初日だけONにして今はOFFにしています。ウェアラブル端末でもそうなのですが、そもそも見てない時にバッテリーを少しでも消費するような機能が精神衛生上良くない。寝る時はすべての照明を消して寝ているのですが、この常時表示は微妙に発光してるのが凄く気になっちゃうんですよね、ルータのランプは気にならないのですが。てかそもそも焼き付きとか大丈夫なの?とかなんだかそわそわしちゃって耐えられなかった。時間とか見たいならボタン押せばいいよね派。

買ったケースとかフィルムとか
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ここ最近、iPhoneのケースは公式のシリコンを使っていました。シリコンはだいたい2年ぐらい使うとスピーカー・マイク周辺の部分のシリコンがハゲてきて場合によってはプラスチック部分が割れることがありました。ただ、それ以外の不満は特になかったので使い続けてきたのですが、そろそろ飽きてきたのと、ディープパープルに合うカラーが今回のシリコンケースにはなかったので、今回はAmazonで本体発売前にポチっておいた。9月10日に着弾済み。

着弾したフィルムとケース
着弾したフィルムとケース
Spigen EZ Fit ガラスフィルム iPhone 14 Pro 用 貼り付けキット付き
Spigen iPhone 14 Pro ケース MagSafe対応 ラギッド・アーマー・マグフィット

Spigenのケースは、iPhone 4sの時や現在サブで使っているRedmi Note 10 Proでも使っていますが、特に不満がないので今回もチョイス。同じ様な感じになっちゃうなとは思いつつ、Amazonでケース探そうとすると怪しい中華が溢れ出てきて探すのが面倒になってきちゃったので過去の実績で選択した感じ。フィルムも探すのが面倒なので同ブランドで選択。

で、このフィルムの貼り付けクソ楽。ガイドがあってこれにスマホをはめ込むだけで位置はピッタリ貼り付けられた。

ケースは2枚。ガイド付き。これに本体をはめる。
ケースは2枚。ガイド付き。これに本体をはめる。
フィルムの貼り方ガイドはイラストで書いてある。ちなみにiOS16の切り抜き機能で切り抜いてみた。
フィルムの貼り方ガイドはイラストで書いてある。ちなみにiOS16の切り抜き機能で切り抜いてみた。

気泡も簡単に取れたしホコリが入らないように気をつければ良い。万が一失敗しても2枚入ってるので安心。フィルムは光沢で画面の綺麗さは失われてない。指紋もiPhone8で使っていた光沢フィルムに比べて付きづらい気がしますし、拭いたら簡単にキレイになった。タッチ感度も特におかしくないし指の滑りも悪くない。クリーナーとかクロスとかホコリ取りシールとか気泡を取るためのなんか黒いやつ(?)とかフィルム貼るのに必要そうなツールもいろいろ付いてるので使いやすい。次フィルムを買う時もこういったガイドが付いてるものを選びたいですね。

ケースもなかなか良かった。触った感じは結構ザラザラしており、滑りづらい。当然指紋は付きません。四隅がちょっと厚く作られてるので、落としたときもいい感じに保護してくれそうです。

ケースを付けて焦ったシーンがあり、ちょうどマナーモードのスイッチ部分の穴がスイッチに対してずれていたこと。13と比較してスイッチ位置がちょっとずれてるんですよね、同じデザインのくせにケースの互換性が無い。さすがApple、汚い。

スイッチと穴のズレ具合
スイッチと穴のズレ具合

カメラの方とか大丈夫か?といろいろ見てみましたが、他は大丈夫そう。セーフ。

14で更に高くなったカメラも保護
14で更に高くなったカメラも保護

フィルムと同一メーカーということもあり、フィルムと干渉していない。電源部分も穴はAnkerの充電ケーブルを使っていますが干渉せず使えたので、気になるのはマナーモード部分の穴だけです。飲み屋でのとりあえず生のようにとりあえずSpigenを選んでいますが、大体満足できてるので今後も使い続けたいと思います。

フィルムとケースは干渉せず
フィルムとケースは干渉せず
ケース装着時のLightning端子部分
ケース装着時のLightning端子部分